エコノミスト2018年8月7日号レビュー欄で紹介されたビジネス書。
「おもてなし幻想 デジタル時代の顧客満足と収益の関係」
『ウォール・ストリート・ジャーナル』のベストセラー
『チャレンジャー・カスタマー』の著者による待望の新刊!
一般的に、顧客ロイヤリティを上げるには、
感動的な顧客サービスが必要だと思われている。
しかし、9万7千人のお客さまに、顧客サービスの対応経験について
統計的な調査をしたところ、
その結果は私たちの想定とはまったく異なるものだった!
つまり、
「感動的な顧客サービスは、顧客ロイヤリティを上げていくことには関係がなく、
ある程度の顧客サービスを行っていれば、顧客ロイヤリティは一定に保たれる」
ということだったのだ。
顧客と長く付き合っていくために必要なサービス・サポートのあり方が、
明確になる目から鱗の画期的な一冊。
神田昌典、リブ・コンサルティング日本語版監修。
「直島誕生――過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録」
“現代アートの聖地"はなぜ、どのようにして生まれたのか?
仕掛け人が明かす圧巻のドキュメンタリー
「一生に一度は訪れたい場所」として、国内のみならず
世界中から観光客がこぞって押し寄せる、瀬戸内海に浮かぶ島・直島。
そこは、人口3000人ほどの小さな島ながら、草間彌生や宮島達男、安藤忠雄ら
錚々たるアーティストたちの作品がひしめきあう「現代アートの聖地」となっている。
世界に類を見ないこの場所は、いったいなぜ、どのようにして生まれたのか?
今まで、その知名度とは裏腹にほとんど語られてこなかった誕生の経緯を、
1991年から15年間、ベネッセで直島プロジェクトを担当し、
「家プロジェクト」や地中美術館などの画期的な作品群・美術館を生み出した
仕掛け人が、2006年に島を離れて以降初めて、自らの経験をもとに語り尽くす。
そこには、暗闇のなかでも諦めずがむしゃらに挑戦し続けるひとりの人間の姿があり、
その苦闘の末に生み出されるのは、あらゆる理不尽を飲み込み
時代を超えて受け継がれる奇跡のようなアートの数々である。
「合成生物学の衝撃」
二〇〇〇年代初頭、マサチューセッツ工科大学に集まった
科学者たちは、生物学を工学化することを思いつく。
コンピュータ上でDNAを設計し、その生物を実際につくってみるのだ。
「合成生物学」と呼ばれるようになるその学問は
ビル・ゲイツをして「もっともホット」な分野と呼ばれるようになる。
企業が血眼になり、軍の研究機関が莫大な予算を投じる。
そうした中、孤高の天才科学者が二〇年かけて
ついに人工生命体を作ることに成功する。
ヒトまでも人工的につくる時代が来るのだろうか?
『捏造の科学者-』で
新たな科学ノンフィクションの地平を開いた
著者が放つ大宅賞受賞後第一作!